【KenTarot ケンタロウさん】オランダから“あなただけの鑑定小説”をお届けします

占い師インタビュー
【KenTarot ケンタロウさん】オランダから“あなただけの鑑定小説”をお届けします

現在オランダ在住のKenTarot ケンタロウさん。まるで小説を読んでいるかのようだとボリュームたっぷりなテキスト鑑定結果が魅力です。ご家族でカナダ、オランダと海外移住生活を実現させ、ご夫婦で占いヒーリングサロンを運営されるという、なんとも羨ましいライフスタイルを実現されています。

占いを始めたタイミングはいつ頃ですか?

学生の頃に友達に向けてアルバイトの面接の注意点や恋愛についてなどをタロット占いをしていました。昔はタロットの本なども今とは違ってかなり限られていたのでほぼ独学です。今はYoutubeでもたくさんのコンテンツがあっていい時代になりましたね(笑)

いつからオーダーメイド小説のような鑑定スタイルに?

いつからオーダーメイド小説のような鑑定スタイルに?

このご時世で直接の対面鑑定ができなくなってからです。オンラインでのテキスト鑑定がメインとなり、対面鑑定のように表情や相槌などで微妙なニュアンスを伝えられないので、初めはテキスト鑑定が心配だったんです。実際に鑑定結果の文字を起こすうちに心配は消えました。むしろ今ではテキスト鑑定の良さを体感しているぐらいです。日本語の持つ言霊の力を借りて、ご相談者さまの魂に向けて結果をお届けできているようにも感じています。

脱サラして本格的な占い師へ。抵抗はありましたか?

しばらくはこんなことしていいのかな。世の中甘くない。などと罪悪感のような自己嫌悪のような感覚が消えませんでした。けれどご相談者さまからいただいた声のおかげもあり、実際に舵を切ってみたら、その感覚は解消されました。鑑定中のやり取りや鑑定後のご感想やレビュー。何よりもそのひと言ひと言に励まされました。まだまだ実績の少ない私です。おひとりおひとりの声を大切に受けとめて、占術家として全力でお応えしていこうと想いを強くしています。

ご相談者さまたちの霊性も高くなってきているのも実感しています。「SNS」と「スピリチュアル」が普及して、占いは怪しい、内緒にしたり、隠したりなどの風潮が変わり、最近では楽しく面白く、エンターテイメントとして占いが取り上げられていますよね。悩みごとは昔も今も変わらないのに、占いが明るくオープンに世間が扱うようになりました。占われる側である、ご相談者さまのおかげです。

海外移住とヒーリングサロン開設の経緯を教えてください。

海外移住とヒーリングサロン開設の経緯を教えてください。

占い師としての活動は極端に減りながらも子供にも恵まれ、問題なく順調に共働き生活を続けていました。ただ逆に言えば同じような毎日を繰り返す中で、「このままで本当に幸せなのだろうか?」と夫婦で話す機会が増えていったのです。結果「本当にやりたいことで生きていく」が我が家のテーマに。私と妻を占術で鑑定すると、共通点に“海外にご縁あり”と出ます。3年前に思い切って何も心配のない日本の生活を手放し、何もしがらみのない海外の生活に飛び込んでみました。

カラーセラピーに使うツールと音叉
カラーセラピーに使うツールと音叉

妻はイラストや色彩を通して人を元気づけ、癒す「アーティスト」に。私は目に見えないものを通して人に力を与えて癒す「魔法使い」へ。お互いの夢や目標、在りたい姿が重なり、誰かにとってふと心安らぐ居場所を創ろうということになりました。それが今のヒーリングサロンを始めるきっかけです。

夫婦でヒーリングサロン運営って素敵ですね!お客様は日本人が多いとのことですが。

はい。サロンオープン当初は在住者に声が届くか心配でしたが、すぐに反応がありました。お客様は普段はほとんど町で見かけない日本人の方です。今のご時世の制約が解けたら日本人に限らず、バックグラウンドやルーツを越えてお客様を広げていけたらと思っています。日本ならではの文化や風情のようなものも散りばめながら、人として共通の癒される心地良さと感動をお届けしていきたいですね。

日本人は悩みやすいのでしょうか?

日本人は悩みやすいのでしょうか?

悩みやすいというよりは、悩みを内に抱えやすいのかもしれません。海外で生活していて気づかされるのは、どの国の人達もみな「自分ファースト」。空気を読んで相手に譲ってお先にどうぞ、などはなく、まずは自分を主張します。例えば、日本人は“茶柱が立つ”といったことのように、どんな小さなことにも意味を持たせたがるのが特徴的です。

他の国の人はコップの中のゴミに神聖さを感じません。私たち日本人は悩んだときに人に打ち明けずに、独りで抱え込みがちです。欧米のように心理学や精神医学の側面から悩みごとをシェアしてハグして解決ということも少ないですからね。

やはり恋愛相談が多めなのでしょうか?

2021年に入ってから恋愛相談は減ってきましたね。離婚問題、第二の人生はどうしたらいいのか?、などが増えてきています。私の鑑定レビューや雰囲気などから恋というよりは、愛や人生のお悩みを打ち明けやすいと感じていただけてるようです。

夫婦間についてのご相談が増加。KenTarotさんの占いでできること、得意なことは?

私のもとに寄せられる夫婦間のご相談は以下のような内容が多いです。

■奥さまの多い悩み

・離婚すべきか夫婦を続けるべきか
・独りになったとして経済的にやっていけるのか
・このモヤモヤの原因を知りたい
・もし他の男性が現われても繰り返してしまうのか
・この気持ちを他の誰にも相談できない

■旦那さまへの多い不満

・そもそも夫は生涯をともにすべき相手なのか
・夫に感謝はしているがどうしようもない嫌悪感がある
・私に尽くしてくれるが気持ち悪い
・悩みを打ち明けても「更年期だ」「趣味を持て」と解決したつもり

私がお答えしているのは、夫婦間のそもそもの相性、運勢のタイミング、また今後の傾向いつどんなふうに変わるのかなどの詳細と選択肢を鑑定してお伝えしています。具体的に「私は今どうすべきで、どんな未来を思い描くべきなのか」、私の鑑定ではこのような心の声を明らかにする“気づきのきっかけ”をお届けできるように、納得していただくことを目指しています。

KenTarotさんが考える夫婦間の悩みの原因とは?

表面的な理由はそのご夫婦の事情で様々ですが、根本的な人類共通の理由をインド占星術からも導き出されています。それは、ちょうど今が『女性性の転換期にあたるから』というものです。特に奥さま側が悩み、ご相談をいただくことが多く、残念ながら旦那さま側は「おれはできた夫だ、父親だ」と危機感ゼロの場合が多いのです。状況を伺うと確かに危機的要素に目立ったものはありません。旦那様が浮気して許せない、などがありません。ギャンブルやお酒に溺れて絶望的、などということもないのです。家庭としてお子様も順調に成長していて何も問題はありません。ところが奥さまは「で、私は何がしたかったんだっけ…」と悩みます。

女性性が目覚めると、奥さまは「私の人生このまま何もなくていいのよね…いや、全然良くないから!」となります。このような経緯でのご相談がとても多くなっています。ひと昔前までは女性性の『陰』の時代。理想とされていた“半歩下がって歩く”を妻として実践し、誰かに添い遂げることで女性性を全うしていました。今は女性性の転換期を迎え、時代は『陽』へ。自分らしさを表現してどんどん発信して自分の女性らしさを開花させて、世の中に向けて才能を発揮する時代です。ただ、一方で奥さまが悩みやすい時代とも言えるでしょう。内に押し込めていた“女性性の声”に自分でうまく対処できず、「夫に申し訳ない、考える自分が悪い、でも後悔したくない」などと葛藤が生まれます。

占いに対しての考え方などに変化はありますか?

はい。ひと昔前までは「当たるか当たらないか」で占いそのものや占い師が評価されていた時代で、私もいか​​に当てられるか、ということを最終目的にしていてました。実際に的中率を出すために、当たったかどうかの事後報告をお願いしていた時期もあったほどです。最近は当たるかどうか以外に、どんな“気づきや発見”があるかの価値が認められるようになってきていると感じてます。「占い」がおみくじの領域を超え、その人の生き方に影響を与えるようになってきています。

今後占い師として挑戦したいことがあれば教えてください

サロンのイメージキャラクター

『日本発祥の占術とスピリチュアルを体系立てて発信したい』と考えています。今主流の占いはどれも日本以外にルーツがあるものばかりで、西洋、中国、インド、古代文明を発祥としています。タロット、占星術、四柱推命、数秘術、風水など。そのような流れの中でも太古の昔に日本で生まれた占術というものが実は存在します。近年でも日本人によって維持継続されている占術もあります。それらを体系立てて、日本ならではの占術、スピリチュアルガイダンスを発信しようと思い描いています。